大学運動部での大麻汚染の実態と原因

雑記

大学の運動部で大麻汚染が相次いでいます。

2023年10月には、東海大学の硬式野球部員数人と、近畿大学のサッカー部員5人が大麻とみられる薬物を使用した疑いが発覚しました。

また、日本大学アメリカンフットボール部員が大麻取締法違反と覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕され、朝日大学のラグビー部員3人、東京農業大学のボクシング部員らが大麻取締法違反で逮捕されました。

大麻の摘発人数は2014年以降増加し続け、2021年には5482人と過去最高を記録しました。2022年は微減に転じたものの、摘発された7割が10~20代の若者でした。

大麻は、心身に悪影響を及ぼすだけでなく、暴力団組織の資金源になるなど、社会の安全に悪影響を与えています。また、薬物によって引き起こされる幻覚や妄想により重大な事件や事故を起こしてしまうこともあります。

大麻汚染の拡大要因として、啓発活動の不足が考えられます。学生スポーツ界は、本気で薬物一掃に取り組まなければなりません。

そもそもなぜ、日本で大麻は禁止されているのでしょうか。

日本では、大麻は国際条約に基づいて大麻取締法で規制されています。大麻は、心身に悪影響を与えるだけでなく、暴力団組織の資金源になるなど、社会の安全に悪影響を与える可能性があります。また、薬物によって引き起こされる幻覚や妄想により、重大な事件や事故を起こすこともあります。

大麻には、タバコと同様に発がん性物質が含まれており、気管支炎や肺機能低下などの呼吸器系に影響を与えるほか、胎児にもがん発症リスクの上昇等の影響があるとされています。

大麻の栽培、所持、譲受・譲渡等は原則禁止されています。ただし、都道府県知事の免許を受けた大麻取扱者のみが大麻の栽培、所持、譲受・譲渡等を認められています。

大麻を乱用すると、時間や空間の感覚がゆがみ、集中力がなく、情緒が不安定になります。また、乱用を続けると、何もやる気がしない状態(無動機症候群)や知的機能の低下などが引き起こされ、社会生活に適応できなくなることもあります。

確かに、世界には大麻を解禁している国もあります。

しかし、今現在の日本では大麻は禁止の対象です。それを利用することは、どんな理由があっても見と得られないことです。

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